栄養部は、病院の理念である『患者様への理解に基づいた、心ある医療を提供します』に基づいて、患者様の症状や摂食状況をミールラウンドにより正しく理解し、医療スタッフみんなで話し合い、最適なお食事内容を検討し提供しています。
食事の種類としては、一般的な常食や軟菜食から、制限が必要な各種特別治療食まで、咀嚼・嚥下状態に応じてカタチ、粗キザミ、キザミ、ミキサーと複数の食形態でご用意しています。また、嚥下訓練や嚥下調整のために、ゼリー状やペースト状のお食事もございます。
　経管栄養食の患者様に対しても、状態に応じた複数の栄養剤の中から最適なものを選択し提供しています。
　衛生面については、温冷配膳車を用いるなどHACCPの概念に基づいた大量調理マニュアルに沿って、安心・安全なお食事を提供しています。
　お食事の満足度を上げるための取り組みとしましては、季節に応じた行事食の提供や嗜好調査を行っており、患者様に今よりもっとご満足頂けるお食事を提供出来るよう日々精進しています。